恋木神社、MEIJIKAN、JR羽犬塚駅、 旧八女郡役所、九州芸文館

※恋木神社、JR羽犬塚駅は終日観覧可能

サテライト会場:福岡県立美術館

※入館は17:30まで

アーティストと会場を早速チェック

ちくごを巡る 恋とアートの旅

アートプロジェクト『ちくごアートファーム計画』は、2014年度から九州芸文館(福岡県筑後市)を拠点に風土、身体、自然、精神性などをテーマに取り組んできました。

2020年は、筑後地域の複数地で「旅と恋愛」をテーマにした美術展を開催します。

舞台は、日本で唯一、恋命(コイノミコト)を御祭神とする恋木神社やアートなホテルMEIJIKAN、JR羽犬塚駅、交流の場として活用される旧八女郡役所、芸術文化交流施設である九州芸文館の5箇所、そしてサテライト会場となる福岡県立美術館です。

  • MEIJIKAN GALLERY CHIKUGO
  • JR羽犬塚駅
  • 水田天満宮・恋木神社
  • 九州芸文館 アネックス1B
  • 旧八女郡役所
  • 福岡県立美術館

テーマである「恋愛」は、歴史を振り返ると芸術の題材としても多く取り上げられ、私たちにとっては身近で関心の高い事柄ですが、その様相は時代によって変容し続けていくものでもあります。

また、「旅」についても然り、近代以降は様々な乗り物の登場によって、人々の移動距離は国内から海外へ、そして地球から宇宙へと、その距離は計りしれません。

天野は人が出会い、距離感によって生まれる関係性の感覚を立体やドローイングによるインスタレーションで表し、牛島は日常の延長線上で起こる出来事や記憶の断片をつなぎ合わせながら、人々の中にあるフィクションとリアリティーのあわいを表します。

しりあがりは恋愛や旅によって生まれる浮遊感や滑稽さをアニメーション映像と空間構成によって表し、鈴木は恋木神社の景観に溶け込みながらも、視点を変えることによって空間に違和感を与えるインスタレーション作品を、土屋は旅と恋愛を人類の大きな歴史として捉え、様々な手法を使った作品を巡ることによって問いかけます。

新型コロナウイルス(COVID-19)によって、人々の身体活動やコミュニケーションが刻々と変化する昨今、さらに変容しつづける恋愛や旅について、5人の作家の作品を通して思いを巡らせてみてください。

新着情報

    主催:ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、福岡県立美術館、筑後市、筑後市教育委員会、筑後商工会議所、NPO法人芸術の森デザイン会議、ちくごJR芸術の郷事業団)/共催:九州芸文館美術展実行委員会/協力:imura art gallery/広報物デザイン:三迫太郎/Webサイト制作:阿部浩之 + 株式会社部室/企画協力:花田伸一(キュレーター/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)/企画:関岡絵梨花(福岡県文化振興課学芸員) ※ 令和2年度 文化庁 地域と協働した博物館創造活動支援事業